お釈迦様の遺骨はどうなったか。【仏舎利】
遺骨は(仏舎利(ぶっしゃり))は信者によって八等分され、安置するための仏塔が建てられました。
その二百年後にインドを統一して仏教を保護したアショーカ王はこれらの仏塔を発掘し、遺骨を細かく分けて八万四千の仏塔を建てて祀ったとされています。
その後、仏教が広がるとともに多くの仏教国におびただしい数の仏塔が建設されましたが、全てに仏舎利が祀られているわけではありません。
日本では、1904年にタイ国皇帝から贈られた仏舎利を安置するために、名古屋に覚王山日泰寺(かくおうざんにったいじ)が建立されました。