塑像は粘土でつくった像のことです。古い時代の塑像は、芯にする木に縄を巻いておいて、あらい土から細かい土へと順番にもりあげてゆくのが普通です。手の指など細かいところは金属の芯をすることもあります。微妙な調整がしやすく、自由につくることの出来るのが塑像のいいところですが、その反面、重たく、地震などで壊れやすいのが欠点といえます。