乾漆像は漆に麦の粉を入れて粘り気をだしたものに木の粉とか繊維をまぜあわせて作ったものを使います。これはまだ柔らかいうちは粘土と同じように自由に形をつくることが出来て、乾燥して固まると粘土よりもずっとしっかりしたものになります。これを盛り上げてつくっていくのが乾漆像です。