南無
南無(なむ)阿弥陀(あみだ)仏(ぶつ)などと、私たちは日常、南無ということばを耳にします。
南無とはサンスクリットの「ナーム」で、それを漢字で音写したものです。
ナームは「帰依する」という意味で、すべてを任すということです。例えば南無阿弥陀仏は、阿弥陀さまに帰依しますということで、このことばを祈りのことばとして、それを称えることによって、阿弥陀さまの 誓願ですべての罪も許され、浄土に迎えられると信じます。
人間は生きている上で、考えられないような様々な災難や苦労に遭います。
そんな時、自分の信じる仏に「南無」といって命も運命もお任せしてまえば、そしてそれが出来ればどんなに気が楽になることでしょう。
そこから必ず道が開けて来るのです。