2025年 1月の法話

『己を省みる』

今日はまるで3月のような陽気になりまして、素晴らしい初詣になりましたこと本当に喜んでおります。

毎年お正月にお話をさせていただくのですが、だいたいどこのお寺さんでもお正月は修正会という行事を行っています。これを2月に行うところは修二会と言います。

この修正会という行事は何かと言いますと、まず年が明けたら自分を省みることです。去年の自分はどうだったかな、それに対して今年はこうしたら良いだろう、こうやっていこうと言うことを本尊様に報告します。これが初詣です。そして報告した帰りに、いろんな福をいただいて帰るということになります。

今日は皆さんも観音様の初詣ということになりますので、最初に修正会というお経を行いましたので、皆さんが己を省みていただき、観音様に「今年も頑張ります。」と言うことをお伝えいただければ宜しいかなと思います。

我々が何故自らを省みなければいけないかと言いますと、実は我々人間が生きていく上でいろんなルールがございます。
例えば、人を殺してはいけない。人の物を盗んではいけない。そのルールを去年の自分は守れたかなと省みるわけです。もちろん、人を殺すなどそんな大それたことではなく、身近なことで例えばちょっと隣の人に意地悪してしまったかな、人の悪口を言いすぎたかななど、いろいろあるわけです。そういったことをまとめて、すみませんでした、今年は気をつけますと言うことでいけば宜しいかなと思います。

令和7年巳年。今年も良い方向に向かうのではないかなと思っております。この初詣も本当に良いお天候に恵まれましたことを感謝いたしまして、本日の法要を終わりにさせていただきます。