2021年 4月の法話
『想いを届ける』お護摩の火は皆様の様々な念・想い・願いを火に灯し、煙と共に上の方へどんどん上がって天に届いていきます。そしてこの皆様の念・想い・願いが、目に見える形で成就することもございますし、目に見えない形で成就することもございます。それはもう皆様の胸の中にあることでございます。ただ言えますことは、正面におられる敬老観音様が我々を等しく見守っていてくださるということです。
ようやく気候も春となり、新緑や草木も芽吹き自然の勇気が目に見えてきました。どうぞ皆様もコロナに負けないで感染せず、またコロナによるいろいろな影響を受けずにしっかりと暮らせますよう、そしてまた明日も観音様がお守りくださいますよう、心から念じ申し上げます。
4月は花祭りと月例祭の2回ということになりましたが、月例祭は供養ということで皆様の想いを観音様にお届けさせて頂きました。
以上を持ちまして、4月の月例祭の法要を終わりにさせていただきます。