2021年 2月の法話

『冬来りなば春遠からじ』

2月15日はお釈迦様の亡くなられた日でございます。通常、涅槃会(ねはんえ)と称しております。お釈迦様が亡くなられて、既にもう2600年が過ぎようとしております。

このお釈迦様の教えも津々浦々に届いているとは思いますが、今の世の中の姿を見ますと、まだまだお釈迦様の教えが必要だなと強く感じておリます。今はまだコロナウイルスが大変な状況ではございますが、これもいずれ我々の努力によって終息していくと思われます。その折には皆さん共々観音様にお参り頂いて、共にお経を読み、そして観音様とひとときを過ごす事のできる日を心待ちにしております。

「冬来りなば春遠からじ」春はもうすぐそこに来ております。いよいよこれから自然の中で木々花々が芽吹く時期となります。これをまた皆さんの元気のもととして頂いて、コロナ禍を共に乗り越え、幸せに元気で進んで参りたいと思います。

以上を持ちまして、2月の月例祭の法要を終わりにさせていただきます。