2025年 7月の法話
『変わるもの・変わらないもの』猛暑の中、観音様へお参りくださり、誠にありがとうございます。私のおります群馬、前橋は本日38度との予報が出ており、非常に暑い一日です。外に出ると日差しも強く、体にこたえます。
さて、夏といえばお盆の時期ですね。お盆は東京など一部地域では7月、地方では8月と、時期が二つに分かれています。お盆の行事は、私たちの先人が長い年月をかけ、工夫を重ねて築き上げてきたものです。しかし、時代とともに少しずつ形を変え、今も変化を続けています。
では、この世の中で「変わらないもの」は何でしょうか。よく考えると、ほとんどのことは変わってきています。それでも、変わらずに受け継がれてきたものがあります。たとえば、神仏への信仰や仏・法・僧への帰依は、変わることなく続いています。
お釈迦様がこの世にお出ましになったのは、今から約2600年前のことです。世界の多くの国では西暦で年を数えていますが、タイやベトナムなどでは今も仏暦で数え、仏教の歴史を大切にしています。ここにも「変わるもの」と「変わらないもの」があります。
もう一つ、変わらない真理として「生あるものは必ず滅する」ということがあります。寿命は誰にでもあり、この事実は決して覆りません。このことを心に受け入れると、私たちの暮らしは少し楽になります。
話は変わりますが、観音様を盛り立ててこられた中銀インテグレーションの渡辺社長を長年拝見してきて、ぶれない姿勢に深く感銘を受けています。企業経営者としてのその安定感は、社員の方々にとっても大きな安心となっているでしょう。その根底には、神仏への変わらぬ思いがあると感じています。
私たちも、この「変わらないもの」に心を寄せることで、日々の暮らしをより穏やかに送ることができます。今日はそのことをお伝えさせていただきました。
以上を持ちまして、7月の法要を終わりにさせていただきます。